日本ダービーはレイデオロの優勝

2017年5月28日に東京競馬場で行なわれた、日本ダービー(東京優駿、GI)は、2番人気のレイデオロが優勝した。2着にスワーヴリチャード、1番人気のアドミラブルは3着に入った。

レースはスローな展開で、マイスタイルが逃げ、レイデオロ、トラストと続く展開。アドミラブルは後方からの競馬。スローな展開だっただけに直線に向いても先行組の脚色は衰えず。アドミラブルは、直線で追い出そうとしたと同時に並走していた馬が外に持ち出し、横飛びする格好になってしまい、結果として追い出しがワンテンポ遅れた。ゴール前、アルアインとアドミラブルが伸びてくるも、前を行く2頭には届かなかった。

好敵手アドミラブル

レイデオロは、皐月賞でアルアインの5着であった。しかし、日本ダービーではアルアイン4番人気に対して、レイデオロが2番人気と評価は落ちず。東京2400mの青葉賞を1着した上がり馬アドミラブルとの対決はスロー展開のぶん、今回はレイデオロの勝利であったが、上がり最速を記録したアドミラブルとの勝負は今後も続くだろう。

キングカメハメハはダービー血統を強固に

レイデオロは、父キングカメハメハ、母ラドラーダ。母父はシンボリクリスエス。シンボリクリスエスは、GIで活躍した馬で2000~2500mで良い成績をおさめた馬だ。3歳時は青葉賞から日本ダービーと、路線的にはアドミラブルと同じで、青葉賞1着から日本ダービーはタニノギムレットの2着であった。

キングカメハメハは、NHKマイルC、日本ダービーと連勝した。そのときのダービー2着はハーツクライ。産駒の日本ダービー勝利は2015年のドゥラメンテに続くものであり、日本ダービーを勝てる血統という評価を強固にした。レイデオロは、父と母父の距離適正から、今後の路線も中長距離の王道GI戦線で行くと思われる。キングカメハメハは早くに引退してしまったぶん、レイデオロには故障なく成長して古馬との対決を楽しませてほしい。

(2017年5月29日掲載)