競馬で一番人気が来る確率
JRAの競馬で1番人気が1着に来る確率は約32%です。
同じ一番人気でも元返しに近いような1.1倍の馬もあれば、3倍や4倍と人気が割れていて信頼度が低い一番人気もあります。
WIN5で対象レースに選ばれているレースで1番人気馬がどのくらい来ているのか調べてみました。
競馬のレースはクラス制
競馬のレースはクラス制度になっています。
クラスは勝利数で分かれていて、未勝利からオープンクラスまであります。
未勝利はまだ勝利したことがない馬ですから弱く、オープンクラスになると3勝4勝していて強い馬たちがいるクラスです。
競馬はレースごとに出走できる馬のクラスが決まっていますので、実力的に同じくらいの能力がある馬同士が競走する仕組みです。
それでも人気を集める馬もいれば、ちっとも人気が出ない馬もいます。
クラスは上へ上へと昇級していく仕組みなわけですが、勝利して上のクラスに上がってしまうと上のクラスでは通用しない馬もいます。
そのクラスで上位に食い込む実力が足りないと判断されてしまった馬は人気がなくなります。
それに対して掲示板にのることが出来る(5着以内に入る)実力がある馬は人気になります。
ほかにもある様々なファクターを加味して検討された結果が人気としてあらわれます。
競馬で1番人気が来る確率
最初に述べたとおり、競馬で1番人気が1着に来る確率は約32%です。
1番人気が来るのは3レースに1回くらいの確率なのです。
もっと多く来てそうですが、実際にはその程度しか1番人気が1着に来ません。
この確率を5レース掛け合わせると、WIN5の対象5レース全部で1番人気が来る確率は240回に1回です。5年にたった1回だけの確率です。
どうりで人気馬だけを組み合わせてWIN5を購入してもちっと当たらないわけです。
「1番人気同士を組み合わせて買ってもWIN5馬券は当たらない」という事実を直視しましょう。
対象レースによって差があるのか
WIN5の1レース目から5レース目で1番人気が来る可能性に差があるのでしょうか。
実は差があります。
5レース目はいわばその日のもっともメインなレースで情報が多くみんなの注目度が高いレースです。
比較検討する情報量が多ければ多いだけ1番人気が来る確率が高くなりそうに思えます。
実際には約30%で平均以下なんです。
おかしいですね!
必ずしも注目度が高く検討材料になる情報量の多さが当たりやすさにつながっているわけじゃないとわかります。
この最終5レース目よりもさらに低いのが3レース目です。
3レース目は1番人気が来る確率が27%しかありません。
平均より5%も落ちます!
これはWIN5で勝つヒントを1つ見つけられたかもしれません。
3レース目の選択がポイントになりそうです。
1番多く一番人気が来ていたのはWIN5の1レースめです。
1レース目は平均通りに1番人気が来るレースになっています。
2, 4レース目は平均より少し劣りますが、3, 5レースよりは1番人気が来ます。
まとめ
WIN5の最終5レース目が一番人気確度がもっとも高いわけではない。
もっとも多く1番人気が来るのは1レース目。
WIN5の3レースは1番人気が怪しいレース。